廃墟サミットin鯖江(読売新聞)

ほころび不動産の活動「廃墟サミット」を読売新聞さんにご掲載いただきました!
社会問題となっている空き家を利活用できるものは、再流通させるための取り組みを行っています。
画像では分かりにくいと思いますので、掲載内容も下記に記載させていただきます。よろしければご覧いただけましたら幸いです。

掲載内容
「空き家物件 再生へ」
各地で増加傾向にある空き家の利用につなげようと、県内の建築設計業者や不動産業者らの専門家たちが24日、鯖江市旭町の空き家で、希望者の相談に乗りながら物件を紹介する内覧会を開いた。
専門家たちは、再利用されにくい古い空き家を再生させようと、チーム「ほころび不動産」として活動。
空き家を公開し利用を希望する人たちの様々な意見を聞いて、所有者に活用の道を提案している。内覧会は昨年12月に福井市内で開いたのに続いて2度目。
この日は、1897年築の木造2階建てと1974年築の平屋がつながった、料亭だったという店舗兼住宅を公開。
所有者3人はいずれも県外在住で、「思い出があり、取り壊さずこのまま利用してほしい」という要望があるという。

内覧会には、鯖江市内外から約10組が参加。
福井市から訪れた女性は「高齢者向けのカフェにできるような物件を探している」と言い、別の女性は「古い民家が好き。住宅として利用できれば」と話した。

ほころび不動産の黒川真行代表は「利用が少ない空き家も、多くの人に公開することで新たな活用の道がみいだせる」と話しており、4月にも福井市内の空きビルで内覧会を開く予定だという。